【中高生の肘の痛み】15歳ピッチャーの野球肘|親が知っておきたい原因と対応法

こんな方に読んでほしい

  • お子さんが「肘が痛い」と言い出して不安を感じている親御さん
  • 病院で「骨に異常なし」と言われたけれど、痛みが続いているケースに悩んでいる方
  • 成長期のスポーツ障害(野球肘)が心配な方
  • 部活や試合を安心して続けてほしいと願う親御さん

この記事を読むメリット

  • 「病院で異常なし」でも痛みが出る理由が分かる
  • 成長期の野球肘の特徴と、親御さんが気をつけたいサインを理解できる
  • 再発予防のために大切な視点(フォーム・体の使い方)が分かる
  • 早めに専門家へ相談する重要性が分かる

はじめに

「投げたいけど、投げられない。」
これは、高校1年生のピッチャーの男の子が、お母さんと一緒に相談に来てくれたときの言葉です。

部活の試合で30球ほど投げた後から、右肘の内側にズキンと強い痛みが出てしまい、そこから約3週間、全力投球ができなくなっていました。
親御さんとしては、

  • 成長期の子どもの体に大きな負担がかかっていないか
  • 「もう野球を続けられないのでは?」と心配

されていたそうです。

🩻 痛みの特徴と親が気づくポイント

  • 肘の内側にピンポイントな痛み
  • 投球動作の「振りかぶってから腕を振り下ろす」動きで強い痛み
  • 上腕の後ろにまで広がる違和感
  • 過去には投球中に「しびれ」も出た経験がある

👉 このような症状は「単なる筋肉痛」とは違い、成長期の関節や神経に負担がかかっているサインかもしれません。

🔍 専門的な評価で分かったこと

  • 肘を曲げたり開いたりする動きに硬さ+痛み
  • 神経そのものは大きな異常はないが、ストレスを受けた痕跡あり
  • 投球フォームを再現すると、同じ痛みが出現
  • 筋力や握力は問題なし → 原因は「関節のズレ」に近い状態

さらに詳しく診ると、

  • 肘の関節の動きのアンバランス
  • 肩や首、体幹の使い方の偏り

が、結果的に肘の内側へ過剰な負担をかけていました。

💡 本当の原因は「肘そのもの」ではなかった

炎症そのものは落ち着いていたため、重要なのは「なぜ肘に負担が集中したのか?」でした。
原因は大きく3つ:

  1. 肘の関節がズレたまま使われていた
  2. 肩・首・体幹でのバランスの悪さ
  3. フォームの“ひねり過ぎ”や“外反ストレス”の蓄積

👉 つまり、肘の痛みは結果であって、原因は身体の使い方やフォーム全体にあったのです。

🔧 施術と再発予防のポイント

  • 肘の動きを調整するモビライゼーション(手技)
  • 肩甲骨・体幹との連動を整えるエクササイズ
  • 首や肋骨の動きの改善
  • 投球動作での再チェック

これらを組み合わせた結果、痛みは改善し、日常生活や練習にもほぼ復帰できています。

✍️ 親御さんへのメッセージ

子どもの肘の痛みは、放置すると「クセ」になり、再発を繰り返すことがあります。

  • 「まだ成長期だから大丈夫」
  • 「とりあえず安静にすれば治る」

と考えてしまいがちですが、使い方やフォームの問題を放置すると、将来にわたって痛みやケガのリスクが残ってしまうことも。
だからこそ、痛みがあるときは早めに専門家へ相談することをおすすめします。

💬 まとめ

  • 成長期の野球肘は「肘そのもの」だけが原因ではない
  • フォームや身体の使い方を整えることが大切
  • 痛みが続く場合は、放置せず専門家へ相談する

大切なお子さんの野球人生を守るために、早めの対応を心がけましょう。

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