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大学院での学び

こんにちは!

名古屋市守山区のリハビリ整体フィジオサロンキムラ代表の木村です。

今回は「大学院での学び」についてお話しします。

目次

理学療法士としてのさらなる成長を目指して:大学院での学び

私は理学療法士として15年間、医療・介護施設で患者さんにリハビリを提供してきました。しかし、長年の実務経験を通じて、医療現場で抱えていた一つの「違和感」が常に頭の中に残っていました。

それは、同じ患者を複数の理学療法士が診ても、それぞれ異なる解釈やアプローチをとることが多いという事実です。ある患者さんに対して、異なる理学療法士が異なる治療を施すことで、治療効果も異なることに疑問を感じ始めたのです。

この「違和感」を深く理解し、解決策を見つけるために、私は29歳で高度専門職大学院に進学しました。大学院での学びを通じて、理学療法が単に知識や技術を適用するだけでなく、治療の選択や臨床判断が大きな役割を果たす「アート」な側面を持っていることを再認識しました。


大学院での学びの意義

私が進学した高度専門職大学院では、理学療法士としての実務経験を深めると同時に、学術的な理論も再学習しました。この教育の大きな目的は、臨床現場での意思決定や治療のアプローチに対する「解釈の違い」を明確にし、より一貫性のある理学療法を提供するためのスキルを高めることでした。

高度専門職大学院は、理学療法士としての臨床経験を持つ学生に、実際の患者さんへのアプローチをより高いレベルで行うためのトレーニングを提供します。

大学院でのメインとなる実習では、整形外科クリニックさんの協力を得て、大学院生が実際に患者さんに理学療法を施す機会が与えられます。この実習の後には、患者さんに対する治療判断が適切だったかを、教員や見学者とディスカッションすることで、より深い臨床判断のスキルを養います。


解釈の違いと臨床推論

私が大学院で特に注目したのは、臨床推論(クリニカルリーズニング)というプロセスです。これは、患者さんの症状や身体機能をどのように解釈し、どの治療が最適かを判断するスキルです。

理学療法士は、教科書に載っている一般的な知識をベースにしながらも、各患者のニーズや状態に合わせて治療をカスタマイズする必要があります。この「解釈の違い」が、現場では「治療の違い」として現れることが多く、そのプロセスをしっかりと学び直すことが大学院での大きな収穫でした。


大学院での学びの成果

大学院での2年間の学びを通じて、理学療法士としてのスキルが大きく向上しただけでなく、患者さんに対するアプローチの幅が広がりました。特に、解釈の違いによる治療方法の多様性を理解し、より科学的かつ個別化された治療を提供できるようになりました。

この経験は、私が開業した整体院での施術にも活かされており、患者さん一人ひとりに合ったリハビリを提供するための基盤となっています。これからも、学んだ知識を活かし、さらに多くの患者さんの健康をサポートしていきたいと考えています。


このように、大学院での学びは、理学療法士としての私の成長に大きく寄与しました。医療の現場では、ただ技術を提供するだけでなく、臨床推論を通じて患者さんに最適な治療を選ぶ重要性を再確認する貴重な時間でした。

利点&欠点

まとめ

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