デスクワークで疲れた体をリセットする方法【理学療法士木村が解説】


「夕方になると、首から背中にかけて鉄板が入ったように重くなる…」
「目の奥がズキズキして、仕事に集中できない」
長時間のデスクワークは、現代人の身体にとって最も過酷な環境のひとつです。
この記事では、なぜ座っているだけなのに疲れるのか、そのメカニズムと、仕事の合間に座ったままできる「5分リセット術」を、身体の専門家である理学療法士が解説します。
こんな方に読んでほしい記事です
- 長時間のデスクワークで、慢性的な肩こりや腰痛に悩んでいる方
- 正しい姿勢を知りたいけど、気づくと猫背になっている方
- マッサージに行っても、翌週にはダルさが戻ってしまう方
- 仕事中にできる、目立たないリセット方法を探している方
デスクワークの疲れを解消する「たった1つの鉄則」

結論から言うと、デスクワークによる不調の根本原因は「不動(動かないこと)」による血流低下です。これを防ぐには、30分に1回、座ったままで良いので「関節を動かす」ことが最も効果的です。

多くの人が「良い姿勢で固まる」ことを目指しますが、どんなに良い姿勢でも長時間動かなければ筋肉は酸欠状態になり、痛み物質が発生します。マッサージグッズやクッションも有効ですが、最強の疲労回復法は「自らの筋肉をポンプのように動かし、血流を回すこと」に尽きます。
この記事を読むメリット
- デスクワークが体に与える悪影響(虚血)のメカニズムを理解できる
- 座ったまま5分でできる「血流リセットストレッチ」を実践できる
- 疲れにくい「骨盤を立てる座り方」のコツを習得できる
- セルフケアで改善しない時の「危険サイン」が分かる
「疲れる座り方」と「疲れない座り方」の違い

あなたの座り方はどちらですか?意識一つで、夕方の疲労感は劇的に変わります。
| 比較項目 | 疲れる座り方(NG) | 疲れない座り方(OK) |
|---|---|---|
| 骨盤の状態 | 後ろに倒れている (仙骨座り・背もたれ依存) | しっかり立っている (坐骨で座るイメージ) |
| 目線・モニター | 下を向いている (ストレートネックの原因) | 正面〜やや下 (顎を引いた状態) |
| 足の位置 | 足を組む、または浮いている | 足裏全体が床についている (膝が90度) |
| 休憩の習慣 | 痛くなるまで座り続ける | 30分〜1時間に1回は 伸びをするか立ち上がる |
【5分でできる】座ったままリセット!血流改善ストレッチ
仕事中でも目立たずにできる、効果抜群のケアをご紹介します。
ポイントは「伸ばす」だけでなく「動かす」ことです。
① 首の酸欠解消ストレッチ

重たい頭を支えて凝り固まった首の筋肉に、酸素を送ります。
- 椅子に深く座り、背筋を伸ばします。
- 右手で椅子の座面を持ち(肩が上がらないように固定)、頭を左真横に倒します。
- 首の筋が伸びるのを感じたら、15秒キープしながら深呼吸します。
- 反対側も同様に行います。
② 肩甲骨の「開閉」運動

肩こりの原因である「巻き肩」をリセットします。
- 両手を胸の前で組み、大きなボールを抱えるように背中を丸め、肩甲骨を左右に開きます(10秒)。
- 次に、両手を背中の後ろで組み、胸を天井に向かって突き出すように肩甲骨を寄せます(10秒)。
- これを3セット繰り返します。
③ 骨盤の「前後」運動(現場のプロ推奨!)

腰痛予防に最も効果的なのがこれです。
- 座ったまま、おへそを前に突き出すように骨盤を立てます(反り腰)。
- 次におへそを引っ込めるように骨盤を後ろに倒します(猫背)。
- この「骨盤の前後の動き」を10回繰り返します。固まった腰椎がほぐれます。
疲れにくい環境を作る3つのポイント

自分の体だけでなく、デスク環境を見直すことも「投資」です。
- モニターの高さ:ノートパソコンの場合は、スタンドを使って画面を目線の高さまで上げましょう。これだけで首の負担が激減します。
- 水分補給:水分不足はドロドロ血のもとです。コーヒーだけでなく、水をこまめに飲みましょう。トイレに行く回数が増える=立つ回数が増えるので、一石二鳥です。
- お助けアイテム:「腰サポートクッション」や「ブルーライトカット眼鏡」は、負担を物理的に減らすために有効です。
まとめ:セルフケアで改善しない時は「関節」の問題かも

デスクワークによる肩こり・腰痛の多くは、今回ご紹介したストレッチや姿勢改善で軽減できます。
しかし、「ストレッチをしても痛みが変わらない」「しびれが出てきた」という場合は、筋肉ではなく「関節の噛み合わせ」や「神経」に問題が起きている可能性があります。
その場合は、自己流のケアでは限界があります。
名古屋市守山区のフィジオサロンキムラでは、あなたのデスクワーク環境や姿勢のクセを分析し、根本的な改善施術を行っています。辛さが慢性化する前に、ぜひ一度ご相談ください。
デスクワークの悩みに関するよくある質問

Q1. スタンディングデスクは効果がありますか?
A. はい、非常に効果的です。立つことで股関節が伸び、血流が良くなるだけでなく、眠気防止にもなります。ただし「立ちっぱなし」も足腰に負担がかかるため、「座り仕事」と「立ち仕事」を1時間ごとに交互に行うのが理想的です。
Q2. 1日にどれくらいの頻度でストレッチすればいいですか?
A. 理想は「30分に1回」ですが、難しい場合は「1時間に1回」を目安にしてください。長時間まとめてやるよりも、短時間でも「頻繁に」動かす方が、疲労物質が蓄積しにくくなります。
Q3. マッサージに行くのと、整体に行くのはどちらが良いですか?
A. 「今だけの癒やし」を求めるならマッサージ、「根本的な解決」を求めるなら整体(理学療法)をおすすめします。マッサージで筋肉をほぐしても、悪い姿勢(原因)が変わらなければすぐに元通りです。整体では姿勢や関節の動き自体を修正するため、疲れにくい体を作ることができます。

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