【15年の結論】レントゲンには写らない「痛みの3つの原因」を教えます

レントゲン異常なしの痛みの正体とは?(結論)

病院で「レントゲン異常なし」と診断されたにも関わらず続く痛みの正体は、骨や軟骨の破壊(構造的異常)ではなく、神経・筋肉・脳の働きにエラーが生じている「機能障害(ディスファンクション)」です。
これらはレントゲンには写りません。その原因は主に、①組織の微細な炎症(入力の問題)、②脳の痛覚過敏(処理の問題)、③誤った体の使い方(出力の問題)の3つに分類され、それぞれのタイプに合わせた「動きの治療」が必要となります。


こんにちは。名古屋市守山区の「フィジオサロンキムラ」院長の木村です。
理学療法士として15年間、延べ数万人の患者さんと向き合う中で、最も多く相談されるのがこの悩みです。

「病院でレントゲンやMRIを撮ったけど、『骨には異常がない』と言われました。でも、痛いんです。湿布をもらいましたが治りません。一体何が原因なんですか?」

実は、「異常なし」という言葉は「骨折やガンなどの手術が必要な病気ではない」という意味であり、「痛みの原因がない」という意味ではありません。
今回は、私の15年の臨床経験に基づき、レントゲンには絶対に写らない「痛みの3つの真犯人」について解説します。

「ハードウェア」ではなく「ソフトウェア」のバグ

なぜ病院では原因がわからず、当院のような理学療法士の視点だと原因が見つかるのでしょうか。
それは、見ているポイントが決定的に違うからです。

比較項目 病院(整形外科医)の視点 当院(理学療法士)の視点
診断対象 病理(Pathology)
骨折、腫瘍、断裂など
機能(Dysfunction)
関節の硬さ、筋力低下、動きの癖
例えるなら ハードウェアの故障
(画面が割れている、部品が壊れている)
ソフトウェアのバグ
(フリーズする、操作不能になる)
主な検査 レントゲン、MRI、CT(静止画) 動作分析、徒手検査(動画・動き)

パソコンに例えるなら、画面もキーボードも割れていない(ハードウェアは正常)。しかし、ウイルスに感染していたり、ソフトが誤作動を起こして動かない(ソフトウェアの異常)。
これが「異常なしと言われたのに痛い」状態の正体です。
部品交換(手術)の必要はありませんが、システムの再起動や修正(リハビリ)が必要な状態と言えます。

痛みの原因は「Input・Processing・Output」の3つ

では、その「ソフトウェアの異常」はどこで起きているのでしょうか?
私は患者さんの痛みを、以下の3つのプロセスのどこにエラーがあるかで分類しています。

① Input(入力)の問題:センサーの異常

「組織が微細な傷を負っている状態」です。
筋肉、靭帯、関節包などが、レントゲンには写らないレベルの微細な損傷や炎症を起こしています。体は「ここが壊れているぞ!」という危険信号(Input)を脳に送り続けています。

  • 特徴: 動かすとズキッと痛む、熱感がある場合がある。
  • 対策: 炎症管理、組織治癒の促進、テーピングなど。

② Processing(処理)の問題:脳の過敏化

「脳が痛みを増幅させている状態」です。
患部からの信号を受け取る「脳や脊髄」のボリューム調整が壊れて、最大音量になっているイメージです。小さな刺激でも脳内で「激痛だ!」と誤った処理(Processing)をしてしまいます。

  • 特徴: 天候で痛みが変わる、日によって痛む場所が変わる、ストレスで悪化する。
  • 対策: 脳への再教育(認知行動療法的な関わり)、自律神経の調整。

③ Output(出力)の問題:動きのエラー

「間違った体の使い方が自分を傷つけている状態」です。
脳からの「動け」という指令(Output)が間違っており、関節に負担をかける動きを無意識に行っています。
いわゆる「運動制御(Motor Control)」のミスです。

  • 特徴: 特定の動き(靴下を履く時など)だけ痛い、マッサージ直後は良いがすぐ戻る。
  • 対策: 正しい体の使い方の再学習(運動療法)。

【実例】10年の腰痛の原因は「Output」のミスだった

ここで、私が担当した患者さんの事例をご紹介します。

Sさん(50代女性)は、10年以上腰痛に悩み、「ヘルニア気味」と言われて牽引やマッサージを続けていました。
しかし、当院で検査をすると、腰の骨自体には問題がありませんでした。

本当の原因は「股関節が動いていないこと(Outputのエラー)」でした。
Sさんは前かがみになる際、本来曲がるべき股関節を使わず、腰の骨だけを過剰に曲げる動きのクセがついていました。これでは、いくら腰をマッサージしても、動き出すたびに自分で腰を破壊し続けていることになります。

私たちは「股関節を使ってお辞儀をする練習」のみを徹底しました。その結果、10年来の腰痛はわずか3回の来院で消失しました。
これが、タイプ別の原因を見極める重要性です。


「とりあえずマッサージ」では治らない理由

この3分類が重要なのは、原因によって「やるべきこと」が真逆になることもあるからです。

  • Inputの問題なら: 安静が必要です。無理に動かすと悪化します。
  • Processingの問題なら: 患部を揉んでも脳が過敏なままなので意味がありません。
  • Outputの問題なら: 筋肉をほぐしても、動きの回路を書き換えない限り再発します。

当院の初診では、単に「痛い場所」を見るのではなく、以下のような機能検査を行います。

  1. 組織に炎症反応はあるか?(Inputの確認)
  2. 感覚は過敏になっていないか?神経の反射は正常か?(Processingの確認)
  3. 動作に変な癖はないか?サボっている筋肉はないか?(Outputの確認)

レントゲンには写らない、あなたの痛みの「本当の住所」を突き止めます。
論理的に自分の体を理解し、根本から治したい方は、ぜひ一度ご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 病院で「異常なし」と言われた痛みでも診てもらえますか?

A. はい、むしろ当院が最も得意とする分野です。「異常なし」は医学的な病気(腫瘍や骨折)がないというだけで、機能的な問題(筋肉の硬さや神経の過敏さ)は存在します。それを特定して施術を行います。

Q. マッサージに行ってもすぐ痛みが戻るのはなぜですか?

A. それは「Output(出力・動き方)」に問題がある可能性が高いです。筋肉を緩めても、普段の体の使い方が関節に負担をかける動きのままだと、すぐにまた筋肉が硬くなってしまうからです。

Q. どのくらいの期間通えばいいですか?

A. 痛みのタイプによりますが、初期の目安は3〜5回です。Input(炎症)の問題なら早期に改善しますが、Processing(脳)やOutput(癖)の問題は、脳の学習が必要なため、数ヶ月単位での計画的なリハビリが必要な場合があります。

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