「足首の捻挫」を放置したツケが、10年後の腰痛を作っている理由

なぜ「昔の捻挫」が10年後の腰痛を引き起こすのか?
結論から申し上げます。足首の捻挫を放置すると、足首の「背屈(つま先を上げる動き)」が制限されるからです。
足首がスムーズに曲がらないと、歩行やしゃがみ込みの際に衝撃を吸収できず、その負担を「腰」が過剰に代償(肩代わり)することになります。この状態が5年、10年と積み重なることで、マッサージでは治らない慢性的な腰痛が完成してしまうのです。根本原因は腰ではなく、動きを忘れて固まった足首の関節(距骨)にあります。
この記事でわかること
- 「たかが捻挫」と放置した足首が、腰を壊すメカニズム
- 腰痛持ちに共通する「足首のブロック感」の正体
- 【セルフチェック】靴底の減り方でわかる足首の状態
- 当院での改善事例と具体的なアプローチ方法
足首と腰痛の意外な関係性
こんにちは。名古屋市守山区の「フィジオサロンキムラ」院長の木村です。
「学生時代、部活でよく足首を捻挫していました」
「湿布を貼って痛みが引いたら、すぐ練習に戻っていました」
慢性腰痛で来院される患者様のカウンセリングを行うと、8割以上の方がこのように答えます。
実は、「痛みが引いた」ことと「機能が元通りに治った」ことは、医学的には全く別の話なのです。
捻挫した足首と健康な足首の違い
捻挫を放置した足首が、どのように全身に悪影響を及ぼすのか、健康な状態と比較してみましょう。
| 比較項目 | 健康な足首 | 捻挫を放置した足首 |
|---|---|---|
| 関節の動き | 深く曲がる(背屈可動域が広い) | 詰まり感があり曲がらない |
| 衝撃吸収 | 足首のバネで吸収する | 膝や腰へ衝撃が直撃する |
| 代償動作 | なし | 腰を反る・丸める動きで誤魔化す |
| 10年後のリスク | 特になし | 慢性腰痛、ヘルニア、膝痛 |
このように、足首がサボっている分のツケを、10年間ずっと「腰」が払い続けてきた結果が、今のあなたの痛みです。
【現場のリアル】「距骨(きょこつ)」のズレが諸悪の根源
私はこれまで多くのアスリートや慢性痛患者さんを診てきましたが、捻挫グセのある人の足首には、ある共通点があります。
それは、足首の蝶番(ちょうつがい)の役割をする「距骨(きょこつ)」という骨が、微妙に前方にズレて固まっていることです。
トップアスリートの事例
以前担当した幅跳びの選手は、足首の痛み自体はないものの、「踏み込む時に足首の前側になにか挟まっている感じがして、力が逃げる」と訴えていました。
検査をすると、やはり距骨が前に飛び出し、つっかえ棒のようになっていました。
私が徒手療法でこの距骨を正しい位置(後方)へ滑り込ませた瞬間、「あ!詰まりが取れた!地面がダイレクトに踏める!」と、その場でパフォーマンスが劇的に変化しました。
これはスポーツ選手に限った話ではありません。主婦の方でもデスクワーカーの方でも、この「骨のズレ」を放置したまま生活している方が非常に多いのです。
あなたの足首は大丈夫?2つのセルフチェック
ご自身の腰痛の原因が「足首」にあるかどうか、今すぐチェックしてみましょう。
1. ヤンキー座りテスト
踵(かかと)を床に完全に着けたまま、一番下まで深くしゃがみ込んでください。
- 踵が浮いてしまう
- 後ろにひっくり返りそうになる
- 足首の前側(すねの付け根)が詰まる感じがする
これらに当てはまる場合、足首の可動域制限がかなり進行しており、腰への負担が増大しています。
2. 靴底の減り方チェック
普段履いている靴の裏を見てください。
「かかとの外側だけ極端に削れている」ということはありませんか?
捻挫を繰り返すと足首が不安定になり、無意識に外側に体重をかけて歩く癖がつきます。これも、衝撃をうまく吸収できず腰痛を招く典型的なサインです。
当院のアプローチ:痛い場所だけでなく「歴史」を治療する
フィジオサロンキムラでは、腰が痛いからといって、いきなり腰を揉むようなことはしません。
必ず、「過去に捻挫をしたことはないか?」「足首は正しく動いているか?」という、あなたの身体の歴史(既往歴)を紐解きます。
もし足首に原因があれば、以下のような手順で根本改善を目指します。
- 関節モビライゼーション:ズレて固まった「距骨」を正しい位置に戻し、滑りを良くします。
- 軟部組織リリース:癒着して硬くなったアキレス腱や靭帯を解きほぐします。
- 運動連鎖トレーニング:柔らかくなった足首を使って、腰に負担をかけない「正しい身体の使い方」を脳に再学習させます。
「10年前の捻挫が原因だったなんて…」と驚かれる方が後を絶ちません。
長引く腰痛にお悩みの方は、ぜひ一度「足元」から見直してみませんか?
よくある質問(FAQ)
患者様からよくいただく質問をまとめました。
Q1. 10年以上前の捻挫ですが、今からでも足首は柔らかくなりますか?
A. はい、改善する可能性が高いです。
関節が完全に骨化(骨同士がくっつく)していない限り、関節包や靭帯の柔軟性を取り戻し、距骨のズレを修正することで可動域は改善します。何歳からでも遅くはありません。
Q2. 施術は痛いですか?ボキボキしますか?
A. いいえ、ボキボキするような強い施術は行いません。
当院では理学療法士の技術に基づいた、関節を優しく滑らせる徒手療法(モビライゼーション)を中心に行います。「痛気持ちいい」程度の刺激ですのでご安心ください。
Q3. 腰痛はないのですが、足首の硬さだけでも診てもらえますか?
A. もちろんです。予防の観点からも推奨しています。
今は腰痛がなくても、足首が硬いままでは将来的に膝や股関節、腰に不調が出るリスクが高いです。スポーツのパフォーマンスアップ目的で来院される方も多くいらっしゃいます。
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