痛みは脳で決まる|慢性痛を改善する新しい視点

「病院でレントゲンを撮っても『どこも悪くない』と言われた。でも、現実に痛くてたまらない…」
「手術の傷はもう治っているはずなのに、ズキズキとした痛みが消えない」

あなたは今、そんな「原因の見えない痛み」に不安を感じていませんか?
実は、最新の医学研究において、長引く痛みの原因は「患部」ではなく「脳のシステム」にあることが分かってきています。

今回は、名古屋市守山区のフィジオサロンキムラ代表の私が、世界的権威であるロリマー・モズリー博士の理論をもとに、慢性痛の正体と解決策について解説します。

こんな方に読んでほしい記事です

  • 病院で「異常なし」と言われたのに、腰痛や肩こりが続いている方
  • 手術後の痛みがなかなか消えず、再発の不安を抱えている方
  • 「痛いから動かない」という生活が続き、体力が落ちてしまった方
  • 守山区で、最新の科学的根拠に基づいたリハビリを受けたい方

「痛みは脳で決まる」とは?患部ではなく警報装置の誤作動

結論から言うと、痛みとは「組織の損傷」を知らせる信号ではなく、脳が「身体を保護する必要がある」と判断した時に出力される「警報」です。

通常、ケガが治れば警報(痛み)は止まります。しかし、慢性痛の方の脳は、長期間のストレスや不安によって警報システムが敏感になりすぎています(中枢性感作)。その結果、「傷は治っているのに、脳が誤って『危険だ!』という警報(痛み)を鳴らし続けている」状態に陥ります。これを改善するには、患部を揉むことではなく、脳に対して「もう安全だよ」と再学習させることが不可欠です。

この記事を読むメリット

  • 「異常なし」と言われる痛みの正体(脳のメカニズム)を理解できる
  • なぜ「安静」にしていると余計に痛くなるのか、悪循環の理由が分かる
  • フィジオサロンキムラで行う「痛み教育」と「リハビリ整体」の効果を知れる

「急性痛(ケガ)」と「慢性痛(脳の誤作動)」の違い

あなたの痛みはどちらのタイプでしょうか?慢性痛の場合、アプローチをガラリと変える必要があります。

比較項目 急性痛(通常のケガ) 慢性痛(脳の学習)
原因 組織の損傷
(切り傷、骨折、炎症)
脳の過敏性
(神経システムの興奮)
痛みの意味 「ここが壊れているぞ!」
という正しい信号
「守らないと危険かも?」
という過剰な警報
必要な対応 安静、薬、手術 正しい理解、適度な運動
(脳の再教育)
安静にすると 治る 悪化する
(不安で余計に過敏になる)

【現場の視点】「痛いから動かない」が一番の悪化原因

私が臨床現場で慢性痛の患者様を見ていて、最も断ち切らなければならないと感じるのが「恐怖回避思考(きょうふかいひしこう)」による悪循環です。

仕組みはこうです。

  1. 痛みを感じる:脳が「動くと危ない」と判断する。
  2. 不安になる:「また痛くなるかも」「一生治らないかも」と考える。
  3. 動かなくなる:大事をとって安静にしすぎる。
  4. 機能が落ちる:筋肉が痩せ、関節が固まり、血流が悪くなる。
  5. さらに痛くなる:脳がますます「身体が弱った=危険だ」と判断し、より強い痛みを出す。

このループに入ってしまうと、いくらマッサージをしても痛みは消えません。
解決策はただ一つ。「痛いけれど、身体は壊れていない」と正しく理解し、少しずつ動いて自信を取り戻すことです。

フィジオサロンキムラのアプローチ:脳と体を同時に治す

当サロンでは、ただ施術をするだけでなく、以下のアプローチで「脳の誤作動」をリセットします。

1. 痛み教育(Pain Neuroscience Education)

「なぜ痛いのか」を解剖学・脳科学の視点から分かりやすく説明します。
「私の痛みは気のせいじゃなかったんだ」「脳の勘違いだったんだ」と理解(納得)するだけで、脳の興奮が収まり、痛みが軽減するケースは非常に多いです。

2. 脅威を取り除くリハビリ整体

「動かすと痛い」という記憶を書き換えるために、徒手療法で痛くない動きを引き出します。
「あ、こうやって動いても痛くないんだ」という成功体験を脳に積み重ねさせることで、過剰な警報システムを解除していきます。


痛みのメカニズムに関するよくある質問

Q1. 「脳で決まる」というのは、痛みが「気のせい」だという意味ですか?

A. いいえ、決して気のせいではありません。あなたが感じている痛みは100%本物(リアル)です。ただ、その痛みの「原因」が、患部の故障ではなく、脳内の神経回路の興奮によって引き起こされている、という意味です。ですから、ご自身を責める必要はありません。

Q2. 長年の痛みでも、脳は変わりますか?

A. はい、変わります。脳には「可塑性(かそせい)」といって、何歳になっても学習し変化する能力があります。正しい知識と運動を継続することで、過敏になった神経回路を正常に戻すことは十分に可能です。

Q3. 痛い時に無理やり動かしてもいいのですか?

A. 「激痛を我慢して動かす」のは逆効果ですが、「怖がって全く動かない」のも良くありません。当院では「痛みはあるけれど、安全に動かせる範囲」を見極め、少しずつ脳を慣らしていく専門的なリハビリを行います。

まとめ:痛みを知れば、怖くない。

「痛みは脳からのメッセージ」です。
その意味を正しく理解すれば、痛みは必ずコントロールできるようになります。

フィジオサロンキムラでは、あなたの不安に寄り添い、身体だけでなく「脳の再教育」も含めた根本改善を全力でサポートします。
「もう治らない」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。

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