膝の痛みの原因「膝蓋骨の外側変位」を改善する方法

「ランニング中、膝のお皿の周りが痛む…」
「屈伸をすると、膝から『ゴリゴリ』という嫌な音がする」

湿布を貼っても、ストレッチをしても良くならないその違和感。実は、膝の「骨の位置ズレ」が原因かもしれません。
今回は、スポーツ愛好家を悩ませる「膝蓋骨(しつがいこつ)の外側変位」と、それを根本から整える施術法について解説します。

こんな方に読んでほしい記事です

  • スポーツ中やランニングで膝が痛む方
  • 階段の昇り降りで膝に違和感(引っかかり)を感じる方
  • 膝の曲げ伸ばしで「ゴリゴリ」「ミシミシ」と音がする方
  • 痛みを根本から改善し、快適にスポーツを続けたい方

膝のゴリゴリ音と痛みの正体「膝蓋骨の外側変位」とは?

結論から言うと、膝の「ゴリゴリ音」や「抜けない痛み」の多くは、膝のお皿(膝蓋骨)が本来のレールから外側に脱線しかけている「膝蓋骨外側変位」が原因です。

膝のお皿は通常、太ももの骨の溝(レール)の上をスムーズに滑っています。しかし、太ももの外側の筋肉(大腿筋膜張筋など)が硬くなりすぎると、お皿が外側へ強く引っ張られてしまいます。その結果、骨同士がこすれ合い、炎症や軟骨のすり減りを引き起こすのです。これを治すには、単なる安静ではなく、「お皿を正しいレールに戻す動き」の再教育が必要です。

この記事を読むメリット

  • 膝の痛みの原因となる「お皿のズレ」について理解できる
  • 病院の湿布だけでは改善しない理由と、整体的アプローチを知れる
  • 即効性が期待できる施術法「MWM」の特徴が分かる
  • 自宅でできる「ズレを直す」セルフケアが学べる

なぜズレる?膝のお皿が「脱線」するメカニズム

膝の痛みは、筋肉のバランスが崩れた時に起こります。健康な膝と、痛む膝の違いを表にまとめました。

比較項目健康な膝(正常)痛む膝(外側変位)
お皿の位置太ももの中央(レールの上)を滑らかに動く外側に引っ張られ、骨とこすれている
筋肉バランス内側と外側の筋肉が均等に支えている外側が硬く(過緊張)、内側が弱い
症状スムーズで無音「ゴリゴリ」音、お皿の裏や周りの痛み
放置リスクなし膝蓋軟骨軟化症や変形性膝関節症への進行

【現場の視点】「太もものマッサージ」だけでは治らない理由

「膝が痛いから、太ももをマッサージしています」という患者様は多いですが、実はそれだけでは不十分なケースがほとんどです。

私が臨床で多くのアスリートを見てきて感じるのは、「動きの中でズレを治さないと、スポーツ復帰はできない」ということです。
ベッドの上でリラックスしている時にズレが戻っても、いざ体重をかけて屈伸した瞬間にまたズレてしまっては意味がありません。

そこで当院が採用しているのが、世界的にもエビデンス(根拠)が認められている徒手療法「MWM(Mobilization with Movement)」です。

効果的な施術:MWM(動きながら整える)

MWMとは、セラピストがお皿を「正しい位置」に修正・誘導した状態で、患者様自身に膝を曲げ伸ばししてもらう手法です。

  • 痛くない:痛みの出ない方向へ誘導しながら行います。
  • 即効性:「あ、音がしない!」「痛くない!」とその場で変化を感じやすいのが特徴です。
  • 脳の書き換え:「動いても痛くない」という情報を脳に送ることで、痛みの記憶を消去していきます。

【セルフケア】自宅でできる!お皿のズレ修正法

施術の効果を持続させ、再発を防ぐための2つのアプローチをご紹介します。
ポイントは「外側をほぐし、内側を鍛える」ことです。

1. 外側を緩める(大腿筋膜張筋ストレッチ)

お皿を外に引っ張る犯人(硬い筋肉)を緩めます。

  1. 立った状態で、伸ばしたい方の足を、反対の足の後ろにクロスさせます。
  2. 手を腰に当て、上体を伸ばしたい足と反対側(横)へ倒します。
  3. 太ももの外側からお尻にかけて伸びる感覚があればOK。
  4. 30秒キープを左右2セット行います。

2. 内側を鍛える(パテラセッティング)

お皿を内側に引き戻すガードマン(内側広筋)を鍛えます。

  1. 床に足を伸ばして座ります(長座)。膝の下にタオルを丸めて入れてもOKです。
  2. 膝の裏で床(またはタオル)をグーッと押し付けるように、太ももに力を入れます。
  3. この時、太ももの内側が硬くなっているか手で触って確認しましょう。
  4. 10秒キープ×10回行います。

まとめ:膝の「ゴリゴリ」は放置しないで

膝の違和感や音は、関節からの「SOS」です。
膝蓋骨の外側変位は、放置すると軟骨がすり減り、将来的な変形性膝関節症につながるリスクがあります。

「MWM」による位置調整と、正しいセルフケアを行えば、痛みなくスポーツを楽しむことは十分に可能です。
違和感を感じたら、早めにフィジオサロンキムラへご相談ください。


膝の痛み・施術に関するよくある質問

Q1. 施術は痛くないですか?

A. はい、MWM(モビライゼーション・ウィズ・ムーブメント)の最大の特徴は「痛みのない範囲で行う」ことです。無理やり動かすのではなく、骨の位置を微調整して「痛みが消える位置」を探しながら動かすため、むしろ動かしやすさに驚かれる方が多いです。

Q2. スポーツを続けながら治せますか?

A. 痛みの程度によりますが、MWMは動きの中での痛みを改善する手技ですので、スポーツを中止せずに改善を目指せるケースが多いです。ただし、炎症が強い場合は数日間の休息を提案することもあります。

Q3. サポーターは着けたほうがいいですか?

A. 膝のお皿周りにパッドが入っているタイプのサポーターは、お皿のズレを物理的に防いでくれるため有効です。ただし、根本解決には「内側の筋力強化」が不可欠ですので、サポーターに頼り切りにならず、セルフケアと併用することをおすすめします。

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