慢性腰痛の原因は「インナーマッスルの低下」かもしれません


「マッサージに行った直後は楽になるけど、翌日には元通り…」
「昔は寝れば治った腰痛が、今は常に重だるい」
もしあなたがそのような悩みを抱えているなら、それは腰の「支え」がなくなっているサインかもしれません。
今回は、長引く腰痛の真犯人である「インナーマッスルの機能不全」について、理学療法士の視点で解説します。
こんな方に読んでほしい記事です
- 長年、腰痛が治らず悩んでいる方
- 整体やマッサージを受けても痛みがすぐ戻ってしまう方
- デスクワークや車の運転で、腰が常に重だるい方
- 湿布や痛み止めでは根本的に改善しないと感じている方
慢性腰痛の正体は「天然のコルセット」のサボり癖

結論から言うと、繰り返す腰痛の多くは、腰椎を支える深層筋(インナーマッスル)が弱まり、腰がグラグラに不安定になっていることが原因です。
私たちの腰には「腹横筋(ふくおうきん)」や「多裂筋(たれつきん)」という、天然のコルセットの役割をする筋肉があります。これらが正常に働いていれば、腰は安定し、痛みは出ません。
しかし、運動不足や姿勢不良でこれらの筋肉が「サボる(機能低下)」と、表面の筋肉だけで腰を支えようとして過度な負担がかかり、慢性的な痛みが発生します。つまり、サボっているインナーマッスルを叩き起こさない限り、腰痛は何度でも再発します。
この記事を読むメリット
- なぜマッサージだけでは腰痛が治らないのか、その理由が分かる
- 腰痛改善のカギとなる「腹横筋」と「多裂筋」の役割を理解できる
- 自宅で寝ながらできる、インナーマッスル覚醒エクササイズを学べる
「アウターマッスル」と「インナーマッスル」の違い

腰痛を治すためには、筋肉の「役割分担」を知ることが大切です。表層の筋肉(アウター)と深層の筋肉(インナー)の違いを表にまとめました。
| 比較項目 | アウターマッスル(表層筋) | インナーマッスル(深層筋) |
|---|---|---|
| 主な筋肉 | 腹直筋(シックスパック)、広背筋など | 腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群など |
| 役割 | 体を「動かす」パワーを発揮する | 関節を「支える(安定させる)」 |
| 腰痛との関係 | 使いすぎるとガチガチに固まり、痛みの原因になる | 弱ると腰が不安定になり、痛みの原因になる |
| 対策 | マッサージやストレッチで緩める | 地味なトレーニングで活性化させる |
多くの腰痛患者さんは、「インナーがサボっているせいで、アウターが過労死寸前になっている」状態です。アウターをマッサージで緩めても、インナーが働かない限り、すぐにまたアウターが硬くなってしまいます。

【現場の視点】腹筋運動をしても腰痛が治らない理由

「腰が痛いから腹筋を鍛えています!」という患者様がよくいらっしゃいますが、実はその多くが「間違い」です。
一般的な上体起こし(シットアップ)で鍛えられるのは、アウターマッスルである「腹直筋」です。
腰痛改善に必要なのは、体の奥深くにあって背骨を直接支えている「多裂筋(たれつきん)」や、お腹を腹巻のように包んでいる「腹横筋(ふくおうきん)」です。
これらの筋肉は、「フンッ!」と力を入れるような激しい運動ではなく、「呼吸」や「バランス」を意識した地味な動きでしか活性化しません。
当院の整体では、まず固まった関節を調整してインナーマッスルが働きやすい環境を作り、その後に「スイッチを入れる」ための専門的なエクササイズを行います。

自宅でできる!インナーマッスル覚醒エクササイズ3選
「地味だけど効く」基本のトレーニングをご紹介します。回数よりも「効いている感覚」を大切にしてください。
1. ドローイン(腹横筋のスイッチON)

最も基本にして、最も重要な呼吸トレーニングです。
- 仰向けになり膝を立てます。
- 息を大きく吸ってお腹を膨らませます。
- 口から細く長く息を吐きながら、お腹を背中の方へペタンコに凹ませていきます。
- 「これ以上凹まない」というところで10秒キープ。これを10回繰り返します。
2. ハンドニー(体幹の安定化)

背中のインナーマッスル(多裂筋)を刺激します。
- 四つん這いになり、背中を平らに保ちます(反りすぎないよう注意)。
- 右手と左足を、床と平行になるようにゆっくり上げます。
- グラグラしないようにバランスを取りながら5秒キープ。
- 左右交互に10回行います。お腹の力が抜けないように注意しましょう。
3. ヒップリフト(お尻と腰の連動)

お尻の筋肉と腰の筋肉を連動させます。
- 仰向けで膝を90度くらいに曲げます。
- お腹を軽く凹ませたまま、お尻を持ち上げます。
- 肩から膝までが一直線になる高さで3秒キープ。
- 10回繰り返します。腰を反りすぎず「お尻」で持ち上げる意識がポイントです。

インナーマッスルと腰痛に関するよくある質問

Q1. インナーマッスルはどのくらいの期間でつきますか?
A. 筋肉の細胞が入れ替わり、構造的に強くなるには約3ヶ月(90日)かかると言われています。しかし、眠っていた神経回路が繋がり「使えるようになる」のはもっと早く、2週間〜1ヶ月程度で「腰が軽くなった」「姿勢が保ちやすくなった」と実感される方が多いです。
Q2. ジムのマシンで鍛えることはできますか?
A. 一般的なジムのマシンは「アウターマッスル」を肥大させるものが多いため、インナーマッスルをピンポイントで鍛えるのは難しいです。むしろ、重い負荷をかけることで腰を痛めるリスクもあります。まずは自重(自分の体重)を使ったピラティスや体幹トレーニングから始めることをおすすめします。
Q3. EMS(電気刺激)は効果がありますか?
A. EMSは、自分で動かしにくい深層筋に刺激を入れる「きっかけ作り」としては非常に有効です。ただし、最終的な目標は「日常生活の中で無意識にインナーマッスルが使えること」ですので、EMSだけに頼らず、並行して能動的な運動(自分で動かすこと)を行うのがベストです。
まとめ:腰痛を「繰り返さない」体をつくろう
痛みが出るたびにマッサージに行く生活から卒業しませんか?
フィジオサロンキムラでは、あなたのインナーマッスルを目覚めさせ、一生モノの「支える力」を養うお手伝いをします。
整体とトレーニングの融合で、根本改善を目指しましょう。
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