寝違えの原因と改善法|徒手療法の視点から徹底解説

こんな方に読んでほしい

  • 朝起きたとき、首が痛くて動かせない「寝違え」をよく起こす方
  • 首・肩のコリが慢性化していて不安な方
  • マッサージを受けてもすぐに戻ってしまう方
  • デスクワークやスマホ時間が長く、首への負担を感じている方
  • 「また寝違えそうで怖い」と予防法を探している方

この記事を読むメリット

  • 寝違えの本当の原因(関節・筋膜・神経)を理解できる
  • 発症したときに やってはいけないこと/やるべきこと が分かる
  • 自宅でできるセルフケア(エクササイズ・筋膜リリース)を学べる
  • 徒手療法の専門視点での改善・予防法を知れる
  • 長引く首の不調を防ぎ、快適な日常を取り戻せる

寝違えの原因:徒手療法的視点

「寝違え=筋肉の炎症」と思われがちですが、実は 関節・筋膜・神経 が複合的に関与しています。

1. 頸部・肩甲帯の関節機能異常

  • 頸椎(C2-C3、C5-C6)の可動域制限
  • 胸椎(T2-T4付近)の動きの低下
  • 肩甲骨の可動域減少

これらの異常により、睡眠中に関節包や靭帯へストレスがかかり、炎症が起こりやすくなります。

2. 筋膜の滑走異常

  • 胸鎖乳突筋・斜角筋 → 首の回旋制限
  • 僧帽筋・肩甲挙筋 → 肩甲骨の動き制限

筋膜の癒着で血流が悪くなり、痛みが長引きます。

3. 神経の絞扼(軽度の神経根症状)

  • 頸椎のアライメント不良で神経が圧迫
  • 胸郭出口症候群(斜角筋・小胸筋の緊張で神経圧迫)

放散痛やしびれを伴う場合は、このタイプの可能性があります。


予防策:徒手療法を活用したセルフケア

頸椎・胸椎の可動性を確保

  • 胸椎モビライゼーション(バスタオルを背中に敷いて伸展)
  • 頸椎の軽度モビライゼーション(小さく前後に動かす)
  • 肩甲骨のモビリティ運動(壁に手をついて肩甲骨を動かす)

筋膜リリースで首・肩をゆるめる

  • 肩甲挙筋・僧帽筋:テニスボールで圧迫
  • 胸鎖乳突筋:耳の下〜鎖骨の間を軽くほぐす
  • 後頭下筋群:仰向けでテニスボールを後頭部下に置く

神経の滑走改善(スライダー)

  • 尺骨神経スライダー
  • 頸部神経スライダー

寝違えたときの対処法

炎症期(発症直後〜24時間)

  • 動かしすぎない
  • 15〜20分のアイシング
  • 軽度の関節モビライゼーション

亜急性期(24時間〜3日)

  • 温熱療法(ホットパック)
  • 痛みのない範囲で軽いストレッチ
  • 筋膜リリース

回復期(3日以降)

  • 頸椎・胸椎の可動域エクササイズ
  • 肩甲骨のモビライゼーション
  • 姿勢改善(スマホ・PCの使い方を見直す)

まとめ:寝違えを繰り返さないために

寝違えは「ただの寝相の問題」ではなく、関節の可動性・筋膜の滑走・神経の過敏性 が関与しています。

✅ 頸椎・胸椎の可動性を確保
✅ 筋膜を柔らかく保つ
✅ 神経の滑走をスムーズにする

これらを意識すれば、寝違えの再発を防ぎ、首の快適な動きを取り戻せます。

👉 名古屋市守山区で寝違えや首の痛みにお困りの方は、フィジオサロンキムラへご相談ください。

【初めての方限定キャンペーン】

初回限定:原因分析+施術+動画&改善レポート
お試し整体 60分コース(通常料金11,000円)→4,980円

\ まずは、お試し価格で、ご体験下さい(12月31日まで)/