【失敗談】整体院の集客で焦ってしまい、配慮を欠いた大きな反省点

こんにちは。名古屋市守山区の整体院、フィジオサロンキムラ代表の木村晋一朗です。

今回は、私が開業して間もない頃に経験した「集客に関する大きな反省点」について、包み隠さずシェアさせていただきます。
同じように治療院の集客や情報発信に悩んでいる先生方の、何かのヒントになれば幸いです。

整体院の集客における「写真掲載」の失敗と教訓

まず、今回の失敗から学んだ最も重要な結論をお伝えします。

整体院の集客において、たとえ特定できないアングルであっても「患者様の明確な許可なき写真掲載」は信頼を損なう行動です。テクニックや他店の模倣よりも、目の前の患者様の「感情」と「プライバシー」を尊重する誠実さこそが、結果として安定した集客と信頼関係の土台となります。

開業当初の焦りと誤った判断

開業当初、私は「どうやって集客すればいいのか?」と毎日頭を抱えていました。
「まずはホームページを充実させなければ」と思い込み、他の繁盛している整体院さんのサイトをリサーチしました。

そこで目にしたのが、施術風景や検査風景の写真です。
「これだ!同じように写真を掲載すれば、雰囲気が伝わって患者さんが来てくれるはずだ」
そう安易に考え、実際の検査風景を撮影し、サイトに掲載してしまいました。

「配慮したつもり」が招いた不信感

もちろん、私なりに配慮はしたつもりでした。

  • お顔が写らない「後ろ姿」を採用する
  • 個人が特定されないよう、撮影角度を工夫する
  • 必要に応じてぼかしを入れる

しかし後日、その写真に写っていたお客様から、ご来院時にこう告げられました。

「先生、あの写真ですが……正直、あまり気持ちのいいものではありませんでした。」

この言葉を聞いた瞬間、血の気が引くようなショックを受けました。
私には悪気はありませんでした。しかし、「相手がどう感じるか」という最も大切な視点が、集客への焦りによって完全に抜け落ちていたのです。

【比較】焦りによる集客と信頼に基づく集客

なぜそのような判断ミスをしてしまったのか。当時の私の心理状態と、あるべき姿勢を比較表にまとめました。

比較要素 【失敗】焦っていた頃の思考 【現在】信頼重視の思考
目的 とにかく新規客を集めたい 患者様と信頼関係を築きたい
行動基準 他店の成功事例・ノウハウの模倣 目の前の患者様の感情・許可
写真掲載 特定されなければOKという自己判断 事前の丁寧な説明と明確な許可
結果 患者様に不快感を与え信頼を失う 安心感が生まれ、紹介やリピートに繋がる

当時の私は、「成功している整体院の真似をすればうまくいく」と盲信していました。
しかし、どんなにプライバシーに配慮した技術的な加工をしても、ご本人の承諾がなければ「無断使用」であることに変わりはありません。

現在徹底している「3つの約束」

この痛い経験以来、私は以下のルールを徹底しています。

  1. 事前の確認:写真を使用する際は、必ず使用目的と掲載場所をお伝えします。
  2. 明確な許可:口頭だけでなく、可能な限り書面やメッセージで履歴を残す形で許可をいただきます。
  3. 断れる雰囲気づくり:「もし嫌なら遠慮なく仰ってくださいね」と、断っても関係性が悪くならないことを伝えます。

「誠実さ」こそが集客の第一歩であると、今は確信しています。

まとめ:焦らず信頼を積み重ねる

この失敗談を公開するのは恥ずかしいことですが、私にとっては治療家としての大切な原点です。
集客に魔法のような正解はありませんが、「信頼を裏切らない姿勢」は必ず力になります。

今後も初心を忘れず、お一人おひとりとの関わりを大切にしていきたいと思います。

よくある質問(FAQ)

整体院の運営や集客に関して、よくいただく質問にお答えします。

Q1. 顔が写っていなければ、許可なく写真をSNSに載せても大丈夫ですか?

A. いいえ、推奨しません。
たとえ顔が写っていなくても、服装や体型、背景の状況などでご本人が見れば「自分だ」と分かります。無断で掲載されることに不快感や不安を抱く患者様は多いため、必ず事前に許可をいただくべきです。

Q2. ホームページに載せる写真をお願いする際、気をつけることはありますか?

A. 「患者様のメリット」も提示しつつ、強制しないことが大切です。
「同じ症状で悩んでいる方の励みになります」といった目的を伝えつつ、決して無理強いはしないようにしましょう。撮影にご協力いただいた際のお礼を用意するのも一つの方法です。

Q3. 開業当初で集客に焦っています。まず何をすべきですか?

A. 今来てくださっている目の前の患者様を大切にすることです。
新規集客も大切ですが、既存の患者様との信頼関係が深まれば、自然と口コミや紹介が生まれます。焦って不誠実な発信をするよりも、誠実な施術と対応を積み重ねることが、結果的に最短の集客につながります。