整体院の集客で犯した失敗談と信頼される院づくり|フィジオサロンキムラの反省と学び

整体院を選ぶとき、「この院は信頼できるか?」という判断は何で決めますか?──スタッフの資格?施術の価格?立地?
私自身、2022年7月にフィジオサロンキムラを開業した当初、集客に焦るあまり大きな失敗をしました。この記事では、その反省と、その後徹底している「信頼される院づくり」についてお伝えします。
こんにちは。理学療法士歴18年、名古屋市守山区「フィジオサロンキムラ」院長の木村晋一朗です。

開業当初の焦り──配慮を欠いた「写真掲載」の失敗
開業当初、私は「早く患者さんに知ってもらいたい」という焦りから、SNSやブログに施術風景の写真を多く掲載していました。「顔が写っていなければ大丈夫」と思い込み、お客様から明確な許可を得ないまま、後ろ姿や施術している手元の写真を載せていたのです。
ある日、知人から「木村さん、あの写真って本人から許可もらってるの?」と問われ、ハッとしました。「配慮したつもり」になっていただけで、本人の意志を確認していなかったのです。
医療職として15年間、患者さんの尊厳とプライバシーを大切にしてきたはずの自分が、開業の焦りで基本を見失っていた──深く反省した瞬間でした。
「配慮したつもり」が招いた不信感
顔が写っていなくても:
- 体型や服装で特定される可能性
- 来院日時と SNS 投稿時刻で身元判別のリスク
- 「もしかして自分も?」という他のお客様の不安
これらは医療職として決して軽視してはいけないポイントです。写真1枚の裏には、人の人生があることを、改めて胸に刻みました。
「焦りの集客」と「信頼の集客」の違い

❌ 焦りの集客
- とにかく数を集めようとする
- 配慮が二の次になる
- 一時的に増えても定着しない
- 信頼関係を築く前に次の集客へ
✅ 信頼の集客
- 一人一人のお客様を大切にする
- プライバシーへの配慮を最優先
- 紹介・口コミが自然に広がる
- 長く続く関係を築ける
現在徹底している「3つの約束」
この反省を踏まえ、現在のフィジオサロンキムラでは以下を徹底しています。
約束① 写真・動画は必ず「書面での同意」
施術風景を記録する場合、目的・公開範囲・期間を明記した同意書をお渡しし、書面でのサインをいただいてから撮影します。いつでも取り下げ可能です。
約束② 具体的な症例を話す時は個人特定できない形で
記事やSNSで症例を紹介する際は、年代・性別・症状のみに抽象化。職業・居住地などの詳細は含めません。個人が特定されないことを最優先。
約束③ 「焦らない集客」に切り替えた
数を追うのではなく、一人一人との信頼関係を大切に。丁寧な施術・丁寧な説明・丁寧なアフターフォロー。その積み重ねが、長く続く院を作ると信じています。
Q&A
Q1. 顔が写っていなければ、許可なく写真をSNSに載せても大丈夫ですか?
いいえ、必ず本人の書面同意を取るべきです。体型・服装・時刻情報などで特定される可能性は常にあります。医療職のプライバシー意識は、整体院でも同じように必要です。
Q2. ホームページの写真をお願いする際、気をつけることは?
①目的を具体的に伝える(例:「ホームページの院紹介ページに掲載」)、②公開範囲(ウェブ/SNS/紙媒体)、③期間、④取り下げ方法──この4つを書面で明記してからお願いします。
Q3. 開業当初で集客に焦っています。まず何をすべきですか?
「一人目のお客様に、心から満足していただくこと」だけを考えることです。その方が「また来たい」「家族にも勧めたい」と感じてくだされば、自然と広がります。焦らず、一人に向き合う。それが遠回りに見えて、最短ルートです。
まとめ:焦らず信頼を積み重ねる
- 開業当初の焦りは誰にでもあるが、配慮を犠牲にしてはいけない
- 医療職のプライバシー意識を整体にも持ち込む
- 「焦らず一人に向き合う」が長く続く院づくりの鍵
この反省を胸に、これからも守山区で長く信頼される院を目指してまいります。読んでいただき、ありがとうございました。

