靴下を履くのがつらい?それ、股関節の前方滑りかも。

このようなお悩みありませんか?
- 歩き始めや立ち上がりで、股関節の前がズキッと痛む
- 長く座ると、付け根が詰まったような違和感が出る
- 階段・車の乗り降り・靴下を履く動作がつらい
- ストレッチをしてもその時だけで、また痛みが戻ってしまう
- 太ももの前ばかり張って、お尻の筋肉を使っている感覚がない
- 反り腰・姿勢の崩れを自分でも感じている
- 病院では「異常なし」と言われたけど、痛みは変わらない
- このまま悪化したら…と不安を感じている
1つでも当てはまる方は、「股関節の前方滑り」が関係している可能性があります。
サーマンが提唱した「股関節の前方滑り症候群」とは?
股関節の痛みは、多くの人が経験する問題の一つです。アスリートだけでなく、デスクワーク中心の方にも多く見られます。
理学療法士の Shirley Sahrmann(シャーリー・サーマン) は、股関節の痛みの中でも特に、「大腿骨の骨頭が前方へ滑りやすくなる状態」=前方滑り症候群(Anterior Glide Syndrome) の存在を指摘しました。
これは簡単に言うと、
股関節が本来ハマってほしい位置から少し前にズレてしまっている状態です。
この“わずかなズレ”が、詰まりや痛み、張り感の原因になります。
股関節が前にズレてしまう原因
サーマンが示した主な要因
- 殿筋(特に大殿筋・中殿筋)が弱い
お尻の筋肉がうまく働かないと、股関節が前へ前へと押し出されやすくなります。 - 腸腰筋が働きすぎている
座り時間が長い人や姿勢が崩れやすい人は、腸腰筋が緊張し、骨頭を前に引っ張りやすい状態になります。 - 股関節の後方組織が硬い
後ろ側が硬いと、前側に動きが偏り、ズレを助長します。 - 姿勢・動作のクセ
反り腰、つま先重心、スクワットやランニングで太もも前ばかり使うと前方滑りが進行しやすいです。
つまり、股関節の痛みは「筋力」や「柔軟性」だけではなく、使い方(動作のクセ)が大きく関わっています。
前方滑り症候群の主な症状
- 股関節の前側(付け根)が痛む
- 長時間座った後や歩き始めに痛みが出る
- 曲げ伸ばしで「詰まり」「引っかかり感」がある
- 太ももの前が張りやすい
- 股関節を深く曲げる動きが苦手
評価ポイント
- 骨頭が前方に偏位していないか
- 殿筋がうまく使えているか
- 腸腰筋が過剰に働いていないか
- 立ち姿勢・歩き方のクセ
特に、立ち姿勢でつま先に体重が乗っている人は、前方滑りが強い傾向があります。
改善のためのセルフケア(自宅でできる)
① 殿筋を活性化するエクササイズ
クラムシェル

- 横向きに寝て、膝を軽く曲げる
- かかとをつけたまま膝を開く
- 10〜15回 × 2〜3セット
ヒップブリッジ

- 仰向けで膝を立てる
- お尻を持ち上げ、肩〜膝を一直線に
- 10〜15回 × 2〜3セット
② 腸腰筋のストレッチ
ハーフニーリングストレッチ

- 片膝を床に、反対の膝を立てる
- 骨盤を後傾させて前に重心
- 30秒 × 2セット
③ 股関節の後方柔軟性を高める
ヒップヒンジ

- 腰を曲げずにお尻を後ろに引く
- 股関節で動く感覚を養う
ポイントは「無理に伸ばさず、正しい動き方を取り戻すこと」。
日常生活で気をつけること
- 椅子には浅くではなく、深く座る
- 骨盤を少し後傾ぎみにして座る
- つま先ではなく「かかとから」歩き出す
- 長時間同じ姿勢は避け、こまめに立つ
小さなクセの積み重ねが、痛みの原因になります。
まとめ
サーマンの理論に基づく「前方滑り症候群」は、股関節前方の痛みの根本原因になりやすい状態です。
原因は、お尻が使えていない × 腸腰筋が働きすぎ × 姿勢のクセ。
セルフケアで改善は可能ですが、「位置」がずれた状態が強い場合は専門的な評価と調整が必要です。
根本改善を目指すなら、一度ご相談ください。
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